江坂公園と江坂図書館、桃山公園がリニューアル。江坂公園ではカフェがオープンし、大型遊具が新しくなります。


吹田市は、市内の大型公園の魅力向上のためのリニューアルを進めています。2019年、千里南公園にパークカフェがオープンしましたが、その後、江坂公園、桃山公園、千里北公園の計画が進められています。

このうち、江坂公園、桃山公園は、国のPark-PFI制度を活用し、吹田市に本社を構え、医療機関や福祉施設向けの事業を展開するグリーンホスピタルサプライ株式会社を代表とするグループが整備・管理を行うことになり、両公園の新施設が4月に順次オープンすることになりました。

江坂公園のリニューアル

江坂公園は、Osaka Metro江坂駅に近く、吹田の中では“都会の中心”に位置するような公園です。吹田市江坂町にあり、吹田市立江坂図書館を併設しています。

企業グループがPark-PFI制度に基づいて、レストラン、カフェや大型遊具の新設、図書館のリニューアルを進めています。オープン/リニューアルの内容は次の通りです。

  • レストラン「goodspoon」の新設
  • カフェ「PARK CAFE BRANCO」の新設
  • 江坂図書館を中心とした複合施設の改修
  • 広場の改修、芝生化
  • 駐車場の新設(再開)
  • トイレ、休憩所の更新
  • 遊具の改修、新設
江坂公園リニューアルの全体イメージ

4月8日にカフェや大型遊具がオープンするとともに公園の開園記念式典やリニューアルイベントが開催されます。

レストラン「goodspoon」の新設

リニューアルの大きなポイントの1つは、レストラン「goodspoon(グッドスプーン)」のオープンです。goodspoonは、関西、東京、横浜に店舗が展開されている、カフェレストランで、大阪だと大阪城公園内の「ジョーテラス」、淀屋橋odona、なんばCITYにあります。

江坂公園の店舗は、緑豊かな環境や景観と調和するデザインに設計され、開放感のあるテラスでの食事が楽しめるとの事です。

レストランは、江坂駅に近い側、交番や旧 市営駐車場の出入口付近のデッドスペースのような場所に建設されます。道路からは1階に駐車場があり、公園側は2階の店舗入り口となるような、立地を生かした建物が新設されます。

レストランメニューのイメージ
レストラン外観イメージ(公園側)
レストラン外観イメージ(道路側。公園ホームページより)

goodspoonは、4月24日(月)オープン予定。店内88席、テラス席72席の規模で、営業時間は11時から23時の予定です。

カフェ「PARK CAFE BRANCO」の新設

千里南公園と異なり、もう1つ飲食店が設けられます。公園の東側に「PARK CAFE BRANCO(パークカフェブランコ)」がオープンします。こちらの運営は、代表企業グリーンホスピタルサプライと同じグループで、医療機関向けの給食などを手掛ける会社が担います。

レストランと異なり朝7時からオープン予定で、パンケーキなどのメニューが提供されます。開放的な店舗には、店名の通りブランコの設置されるようです。

カフェ外観イメージ
カフェメニューのイメージ

PARK CAFE BRANCOは、4月8日(土)11時、今回のリニューアルでは最初に営業を開始する予定です。

大型遊具「バオバブツリー」

江坂公園の南寄りにある子供向けの遊具は一部が作り替えられます。木製の遊具があった場所には、新しいシンボルとなる遊具「バオバブツリー」が工事中です。

大型遊具「バオバブツリー」イメージ

完全オリジナルデザインで作ら得るバオバブツリーは、3層構造でスライダーやネットなど25種類の遊具で遊べるようになっています。太陽光パネルやLED照明で、防災機能も備えています。

また、吹田市初の「インクルーシブデザイン」の大型遊具とのこと。インクルーシブデザインとは、大人も子どもも、車いすの方も、さまざまな方が使用することを想定した設計になっていることです。イメージ図を見ると、車いすでも上層部分の一定範囲アクセスできるようになっているようです。

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