万博公園の日本庭園が国登録記念物に | 産経新聞


国の文化審議会は24日、日本万国博覧会記念公園の日本庭園(大阪府吹田市)を国登録記念物に指定、古市古墳群を形成する「安閑(あんかん)天皇陵古墳周堤(しゅうてい)」(同府羽曳野市)を史跡に追加指定するよう文科相に答申した。大阪府内の指定件数は登録記念物が6件、史跡が71件となる。

万博記念公園の日本庭園は、昭和45年開催の大阪万博で国の出展施設として整備された。造園家の田治六郎が設計し、総面積は約25ヘクタールと全国有数の規模を誇る。上代、中世、近世、現代の特徴を表現した4区画を渓流がつなぐ意匠で、大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」を表現。各区画はその時代ごとの造園技法で手掛けられており、造園文化の発展に寄与したとして評価された。

オリジナルサイトで表示


スイタウェブ補足

国の登録記念物は、歴史上又は学術上価値の高い貝塚、古墳、旧宅、芸術上又は鑑賞上の価値が高い庭園、山岳、学術上価値が高い動物、植物などが対象で、国の史跡・名勝・天然記念物や地方自治体が指定している文化財は対象外です。

吹田では、旧中西家住宅の庭園部分と、旧西尾家住宅の庭園部分が登録されています(建物は、旧中西家住宅が国登録有形文化財・吹田市指定有形文化財、旧尾西家住宅が国指定重要文化財)。


本記事はウェブから収集した話題を紹介するものです。情報の信ぴょう性や考え方は、情報源の内容によるものです。また、スイタウェブとして続報の情報提供を行わない場合があります。

関連するページ