洪水・浸水や土砂災害のリスクをスマホでも簡単に確認できる「吹田の災害ハザードマップ」を公開しました


スイタウェブは、洪水・・高潮・津波による浸水や、崖くずれ、土石流、地すべりによる土砂災害の危険性を地図で示した「吹田の災害ハザードマップ」を公開しました。ブラウザだけで表示可能なWeb版のため、スマホなどからでも簡単に参照できます。

吹田市は、千里ニュータウンや万博公園など千里丘陵の一方で標高が70メートル前後である一方で、淀川や神崎川に近い江坂、南吹田、JR・阪急吹田駅周辺などでは標高が2メートル前後と、大都市近郊の住宅地でありながら高低差の大きな街になっています。

今冬は渇水が問題となっているものの、吹田市や周辺市には、標高が低く川に近い地域において大雨による河川のはん濫のリスクがあり、千里丘陵の中でも特に高低差が大きな箇所でがけ崩れのリスクがあります。また、箕面市・茨木市の山間部でも土砂災害のリスクが示されています。

これらのリスクは、自治体により「ハザードマップ」としてまとめられていますが、冊子やPDFで提供されていて見づらかったり、多数のハザードマップの違いが分かりづらかったりして、デジタル環境で把握しづらい状況にあります。

スイタウェブでは、主要なハザードマップをWebブラウザで参照できるようにして、スマートフォンやPCで簡単に確認できるようにしました。

確認いただけるハザードマップは次の通りです。

浸水想定区域

  • 洪水:国または都道府県が管理する河川について、過去にその地域で実際に降った降雨から想定される最大規模の降雨により堤防が決壊したり、溢れたりした場合に、その氾濫水により浸水が想定される範囲と浸水の深さを示すものです。(洪水浸水想定区域(想定最大規模))
  • 高潮:水防法の規定により定められた想定し得る最大規模の高潮による氾濫が海岸や河川から発生した場合に、浸水が想定される範囲と浸水の深さを示すものです。(高潮浸水想定区域)
  • 津波:津波が発生した際に浸水が想定される区域と浸水の深さを示すものです。大阪府においては、南海トラフ地震を想定した大阪府によるシミュレーションに基づきます。(津波浸水想定)

土砂災害警戒区域

土砂災害防止法に基づき都道府県が指定した、土砂災害のおそれのある区域の位置を示すものです。土砂災害警戒区域(土石流、急傾斜地の崩壊、地すべり)

  • 土石流:山腹が崩壊して生じた石や土砂や、川底の石や土砂が、一気に下流へと押し流される現象
  • がけ崩れ:急傾斜地(傾斜度が30度以上ある土地)が崩壊する現象
  • 地滑り:土地の一部が地下水等が原因となって滑ったり移動したりする現象

ご利用上の注意

  • 吹田市が公開しているハザードマップをはじめ、自治体が公式に作成・公開しているものとは、一部異なる場合があります。また、すべてのハザードマップを網羅しているわけではありません。例えば、内水ハザードマップが別にありますが、本ページでは参照できません。
  • 本ページは、水防法に基づいて作成されたものではないため、宅地建物取引業者が重要事項説明をする際の水害ハザードマップには使用できません。吹田市が公開しているハザードマップなど各自治体の公式のハザードマップを確認ください。
  • 吹田市外、大阪府外もご覧いただけますが、情報が提供されておらず、欠落しているエリアがあります。
  • 色付けのないエリアの安全を保証するものではありません。

© OpenStreetMap contributors, 出典:国土交通省ハザードマップポータルサイト

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