京阪バスは、2023年12月16日に、一部の路線バスの運行を終了することを発表しました。その中に、JR吹田駅と京阪守口市駅を結ぶ路線が含まれます。中の島公園、御旅町などのバス停が廃止され、JR吹田と阪急上新庄駅を結ぶバスがなくなることになりました。
京阪バスが廃止を発表したのは、守口市や寝屋川市などを走る合計18路線です。その中に、JR吹田駅と京阪守口市駅を結ぶ「9A」系統が含まれます。現在、JR吹田駅発は、京阪守口市駅行きと、京阪守口市駅を経由して摂南大学まで行くものがありますが、JR吹田駅-京阪守口駅間が廃止され、京阪守口市駅と摂南大学だけを結ぶ系統に改められます。
この結果、京阪バスとして、次のバス停がなくなります:JR吹田、田中超、簡易裁判所前、中の島公園、御旅町、上新庄駅北口、瑞光二丁目、大桐二丁目、大桐一丁目、豊里小学校前、豊里、太子橋
現在、JR吹田発着のバスは、概ね1時間に1往復が運行されています。所要時間は約30分。廃止されると、JRおおさか東線または大阪環状線を経由して、40~45分程度かかるようになります。
今回の廃止の理由は、全国的なバス運転手の不足のため。京阪守口市駅や京阪大和田駅に関わる路線、京都駅と京阪沿線などを結ぶ急行バスの一部区間が今年12月16日(土)に廃止されるほか、寝屋川市内、滋賀県大津市内などの対象路線が2024年春に廃止されます。
読売新聞の報道によると、京阪バスでは運転所が定員に対して1割程度の欠員が出ているとのことで、バス以外にも代替交通手段があることなどを考慮して決めたとのことです。
コメントを残す