府道十三高槻線 2010年着工 阪急京都線のアンダーパス


【大阪】阪急京都線交差部 来年度に施工協議 – 建通新聞
大阪府都市整備部は、十三高槻線「正雀区間」の建設で、阪急京都線との交差部について、2009年度に施工協議を行い、受委託契約(阪急電鉄に委託)締結後、10年度に着工する計画だ。鉄道部を斜めに横断する全国的にもまれな工事。施工上の難しさのほか、鉄道設備の移設が必要となり、73億円以上の事業費を投入する。
十三高槻線の正雀区間は、吹田市岸部南で阪急京都線と24度の角度で交差。80mにわたり横断施設(アンダーパス)を施工する。現道上に立坑を建設し、ボックス構造の推進工を行うが、軌道部へのボックスの推進が一定でないため、軌道計測工が必要。また、踏切道・列車運行による加重での地盤沈下対策として、パイプルーフ工(鋼管で地盤を補強)を補助工法に採用し、止水の薬液注入工も行う。土かぶりは通常より深い3mが必要とされる。夜間工事のみの施工となるため、施工期間が長く設定される。加えて、アンダーパス施工に伴う鉄道施設の移設も分岐器、送電柱を対象とするなど大規模なものとなる。

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十三高槻線と京都線の交差部付近の地図 – スイタウェブ 地図検索

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