北千里小学校跡地に残る土地の活用事業は、JR西日本グループによるカフェ・レストランなどに決まりました。


吹田市は、北千里小学校と北千里保育園の跡地の利活用を進めており、まちなかリビング北千里や、新たな保育園、老人ホームとしての利用が始まっています。少し前のことですが、残っていた北東の敷地は、JR西日本グループ会社の提案で、カフェ・レストラン等が建設されることが決まりました。

この残っていた土地の活用の提案は、昨年夏に募集されていました。地域住民等の交流や 周辺施設 と連携したにぎわい創出に寄与するものが求められ、市民アンケート調査では「カフェ」や「レストラン」などの店舗としての土地活用への意見が突出していることなどを考慮することが挙げられていました。

新たに施設の開発が進められる場所

今回採用されたのは、JR西日本グループで、ショッピングセンターの開発や運営を行う「JR西日本アーバン開発」の提案です。2階建ての建物2棟から構成され、広場と駐車場も設けられます。建物の用途は「カフェ・レストラン等」です。

JR西日本アーバン開発は、もともとはJR神戸線沿線で、駅前ショッピングセンター等の運営を担っていた会社です。ルクア大阪と天王寺ミオを運営する「JR西日本SC開発」と、岸辺や千里丘など商業施設「ビエラ」を手掛ける「JR西日本不動産開発」が出資しています。

兵庫県内で「甲子園グリーンプレイス」も手掛けている会社ですが、JR吹田駅近くの「吹田グリーンプレイス」は別の「JR西日本大阪開発」が手掛けており、JR西日本アーバン開発としては、大阪府初進出の開発の1つとのことです。他に、高槻市内で「高槻グリーンプレイス」の開発を進めています。

北千里小学校跡地の新たな施設は、今年度末に開業予定です。

関連リンク

関連するページ

吹田のニュース&トピックス