このたび関西大学社会学部の池内裕美ゼミは、吹田市との官学連携により、吹田市イメージキャラクター「すいたん」を使ったグッズを共同開発しました。同商品は9月3日(日)に開催される、「すいたフェスタ2023」にて特別先行販売されます。
吹田市では、「住み続けたい」、「離れてもまた戻りたい」といった吹田への愛着や誇りを醸成するための取組みの一つとして市のプロモーショングッズをこれまでも制作・販売してきました。しかし、若い世代へのアプローチに苦戦していたことから、官学連携プロジェクトとして消費者心理を学ぶ池内ゼミの学生にグッズ開発を打診。池内ゼミでは、“Z世代をターゲットとしたすいたんグッズ”をテーマに、市場調査や商品の選定、デザイン検討を行い、前髪クリップ『どのすいたんと出会えるかな!?わくわクリップ』を吹田市と共同で開発しました。
『どのすいたんと出会えるかな!?わくわクリップ』は、全3種類(ガンバ大阪ユニフォーム、パジャマ、普段着)。環境面に配慮し紙パッケージを用いた中身が見えないブラインド商品として販売することで、どのデザインが出るか分からないワクワク感を味わうことができます。この販売方法は、心理学の「部分強化理論」(たまにしか欲しい物が当たらない状況では、よけいに購入したくなるという心理)に基づき、学生が提案。商品のデザインや販売方法に消費者心理を取り入れるなど、学生のこだわりと工夫が詰まったグッズとなっています。
学生たちは、同商品のプロモーションを兼ねて、「すいたんひろめ隊」を結成し、前髪クリップを着用してボランティア活動を実施。池内ゼミ3年次生の木村さんは、「すいたんや開発グッズの注目度を上げることで、吹田市への関心に繋がればと思い、すいたんひろめ隊の活動を行っています。今回の官学連携活動専用のTwitter(X)やTikTokアカウントで様々な情報を発信しています。多くの方に私たちの活動風景や、吹田市の魅力が伝われば嬉しいです。9月3日に開催される『すいたフェスタ』にぜひ足をお運びください!」と語っています。
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