ニュータウンで3世代　孫がUターン、きっかけは記録映画に残る声 [大阪府]：朝日新聞デジタル

「アルバイトや稽古事を通じて、自分たちの共同社会を育てていこうという動きが活発になってきた」

「近代的で明るい都市ですしね。お友達の関係もとってもいいんですね。これからの人生をもういっぺん楽しんでって、みなさん、そのお気持ちなんです」

ある記録映画のナレーションと、女性の声。半世紀以上前のことになる。そして現在は――。

「焼きたてですよ」。団地が並ぶ住宅街の真ん中で、カツオを焼く石川晋士（しんじ）さん（41）が声をかけた。幼児を連れた常連客の母親が、買い求めた。

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