岸部に図書館をつくる計画が進行中。0系新幹線も活かした「健都ライブラリー」が計画されています。


吹田操車場跡地の再開発で新しく生まれる街「健都」(北大阪健康医療都市)に、図書館がつくられます。場所は岸辺駅北口から徒歩10分ほどの場所。完成すると吹田で10か所目の図書館になります。

健都では、市民病院と循環器病研究センターの2つの病院医療モール、スーパー、ホテルなどが入る駅前商業施設などが岸辺北口周辺に建設されることとなり、これまでにスイタウェブでもご紹介してきました。

今回ご紹介する図書館は、これらの施設よりも吹田駅寄りに作られる「健康増進公園」の一角できます。「健都ライブラリー」という公共施設が公園に設けられ、その中核となります。場所は、下記の地図付近。現在、0系新幹線が“放置”されている場所です。

健康増進公園は、ウォーキングコースや健康遊具を設置するなど、健康・医療をテーマとした健都らしい公園です。図書館は、その一角に建設される「健都ライブラリー」の中心施設で、健都らしく健康、医療、スポーツに関するコーナーが設けられる予定となっています。

(仮称)健都ライブラリーと健康増進公園のイメージ図(吹田市の資料より)
(仮称)健都ライブラリーと健康増進公園のイメージ図(吹田市の資料より)

予定されている蔵書数は65,000冊。このうち児童書などを除いた一般図書は30,000冊で、江坂図書館(総数54,128冊、一般図書37,255 冊)、2013年にオープンした吹田市立千里丘図書館(総数56,788冊、一般図書39,245冊)に近い規模です。

建物の横には、0系新幹線も屋根などを設けて展示される計画です。

現在、建物の設計を行う事業者が「公募型プロポーザル」という、費用と中身のバランスで決める方式で募集されています。9月末まで提案を受け付け、その後プレゼンテーションなどの選考を経て、10月末ごろに事業者が決まる予定です。

実際の工事は2018年度から始まり、オープンは2019年度末の予定。3年半ほど先です。

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