地震の影響で、箕面市今宮の一部で避難指示が出ています。


地震から1週間は経っていませんが、交通状況が元に戻り、大きなお店も再開しており、吹田市内の避難者もゼロとなりました。各所で片付け、修理が行われていても、落ち着いた状況になっています。しかし、吹田市に隣接する箕面市今宮の一部で避難指示が出ており、それに隣接する吹田市藤白台の一部でも避難勧告が出ています。

吹田市の隣接地で避難指示が出ているのは、箕面市今宮3丁目27番の32から37。隣接する今宮3丁目27番の9、29~31、38~41には避難準備情報(避難準備・高齢者等避難開始)が出されており、吹田市藤白台5丁目8番には避難勧告が出されています。

避難指示が出されている地域周辺の航空写真(Google Mapより)。赤枠が今宮3丁目27番。

箕面市と吹田市によると、雑木林となっている崖の上側にある今宮の住宅地内で、地震当日18日に路面にひびわれが発生。当日に補修したものの、翌日に再度補修が必要となっていました。20日に大雨警報が発令されたことに伴い、避難指示、避難勧告が発令されました。

現時点で避難指示が出ているエリアには4世帯、10名の方の住居があります。吹田市側の藤白台は、一般財団法人日本建築総合研究所の敷地で、住んでいる人はいません。

この雑木林は、千里ニュータウン開発の際、緑地のまま残すこととした千里緑地の一部です。

箕面市が崖や地質の調査を行っており、対策に向けた準備を進めています。

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