操車場の新幹線のその後の話がニュースになっています。


産経新聞が記事として取り上げ、スイタウェブでも紹介した吹田操車場の0系新幹線が放置されている件、産経新聞がその後の反響を記事にしています。市役所に苦情や問い合わせが相次いでいるようです。

産経新聞の新しい記事はこちらです。内容を抜粋してご紹介します。

「いつ公開されるのか!」〝野ざらし〟「最後の0系」に渦巻く批判 逆に「変な新幹線」人気の珍現象 – 産経新聞

大阪府吹田市が、平成21(2009)年にJR西日本から無償譲渡された初代「0系」新幹線の先頭車両を、具体的な展示計画を決めないまま約7年間にわたって放置している問題が発覚した。市の担当課には、市民や熱心な鉄道ファンから、保存方法についての苦情や今後の公開予定に関する問い合わせが相次いでいる。(中略)

「一体いつになったら公開されるんですか?」「こんな保存方法でいいと思っているのか!」
1月下旬、0系がシートをかけられたまま長期間放置されていることが報じられた直後から、吹田市役所には連日、市民らから問い合わせの電話があった。中にはこれまでの市の対応を厳しく指摘する意見もあり、担当者は「現在、公開に向けて準備を進めているところです」と繰り返し、釈明に追われた。(中略)

当初、市は吹田操車場跡地の再開発に合わせ、鉄道博物館を建設して0系車両を一般公開する、という青写真を描いていた。だがその後、市長の交代に加え、跡地への国立循環器病研究センター(国循)の移転案が浮上し、いつしか博物館構想が消滅した。(中略)市は方針転換を迫られている。(中略)

市によると、車両にかぶせたシート(約300万円)▽盗難防止のため車両の周囲を囲むように設置したフェンス(約550万円)▽警備費用(約200万円)-など、移送費用と合わせると、4千万円近くの税金が投入されたことになる。対応に苦慮した市は、車両を無償で提供してもらったJR西側に返却を打診したが、あえなく断られたという。

市は周辺に公園を整備して現地公開の方針を決め、29年度にも工事に着工、30年度中の公開を目指すとしている。しかし、長年風雨にさらされた車両は一部塗装が剥げており、劣化の程度が懸念されている。塗り直すとすれば多額の費用がかかるのは必至だ。(後略)

今回のニュースで、摂津市で展示されている0系新幹線にも注目が集まっているようです。詳しくは産経新聞のサイトで。

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