衣装ケースから乳児の遺体が見つかった事件。その後のニュースをご紹介します。


吹田市片山町のアパートで、衣装ケースから乳児の遺体が見つかった事件。5月に父親が逮捕されたというニュースを掲載しましたが、その後の動きをご紹介します。

6月3日 乳児遺体遺棄の両親を起訴 大阪地検 – 産経ニュース

大阪地検は3日、死体遺棄の罪で、この部屋に住むいずれも無職の男(42)と、妻(37)の両容疑者を起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

起訴状などによると、2人は平成24年5月ごろ、当時住んでいた同府摂津市で出産した乳児が死亡後、土を詰めた衣装ケースに遺体を入れて同市内のガレージに放置。26年1月ごろに同府茨木市の転居先にケースを移してベッド下に隠し、遺棄したとされる。2人はさらに転居を繰り返し、同年12月ごろから現場アパートに住んでいた。

6月11日 両親「金に困り病院代惜しかった…」 保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕 – 産経ニュース

大阪府警は11日、生後間もない乳児を放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死容疑で、この部屋に住む父親の無職の男(42)と母親(37)=ともに死体遺棄罪で起訴=の両被告を再逮捕した。「金に困っていて、病院代も惜しかった」と、いずれも容疑を認めている。

逮捕容疑は共謀の上、平成24年5月10日ごろに出産した直後から、乳児は母乳をはき出すなど体調不良だったにもかかわらず、病院へ連れて行かずに放置し、同12日ごろに死亡させたとしている。

捜査1課によると、母親は当時住んでいた同府摂津市内の文化住宅の一室で乳児を出産。遺体は今年5月12日、転居先の吹田市片山町のアパートで段ボールに入った衣装ケースの中から発見され、府警は死体遺棄容疑で両容疑者を逮捕した。

両容疑者は生活保護を受給しており、16歳~生後4カ月の男女9人の子供がいるが、いずれも施設で保護されている。死亡した乳児は男児で、妊娠段階から一度も病院へ行かないまま自宅出産していた。

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