万博の新スタジアム、新国立の手本に?政府が資料を入手


新国立の手本になるか?G大阪の140億新スタジアムの設計図を調達 – スポーツ報知

 政府が2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場を建設する際の参考とするため、大阪府吹田市で建設が進んでいるサッカーJリーグ・ガンバ大阪の新スタジアム(総工費約140億円)の設計図などを入手したことが9日、分かった。政府関係者が明らかにした。

 G大阪側は「協力は惜しまない」とし、すでに関連資料を政府に提出した。同スタジアムは約4万人収容のサッカー専用競技場。2001年に建設された同規模のカシマスタジアムや大分銀行ドームはいずれも230億円以上。新国立とは収容人数など規模が異なるが、資材や労務費が高騰する中での140億円は、政府与党内で「格安な総工費」と評価されている。(中略)

 新国立の総工費が2520億円と膨張したことが批判を浴び、計画を白紙撤回した政府は、G大阪側の手順を参考にした上で、9月上旬にも整備計画をまとめ、設計と施工、完成後の運営を一体で行う業者をコンペで選定する方針。その場合、五輪後は民間委託し、事業者側の判断で、陸上兼サッカーや専用球技場などの用途を決めることが可能となる。

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