岸部にアスクルの施設が完成し、吹田市が災害協定を結びました。


岸部南に完成した大型物流施設「GLP吹田」が、アスクルの施設として稼働するのにあたり、開所式が行われました。また、吹田市は大規模災害に備えた協定を結びました。

「ASKUL Value Center関西」として運営される「GLP吹田」の外観

通販のASKULやROHACOを運営するアスクルは、物流施設を運営するグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)が建設した大型物流施設「GLP吹田」を「ASKUL Value Center関西(AVC関西)」として稼働させます。

建物は昨年竣工しており、2月からアスクルが施設を稼働させるのにあたり、アスクル、GLPや、吹田市長が参加し、開所式が行われました。

また、開所式に合わせて、吹田市は、GLP吹田の施設や保管されている在庫を大規模災害時に活用できるようにする協定を2社と結びました。具体的には、GLP吹田を救援物資の集積・荷捌き等の拠点として無償提供することと、食料や生活必需品等の救援物資を提供すること(有償)です。

「GLP吹田」災害協定の締結式の様子

GLP吹田は、大日本インキの工場跡地に建設された物流施設で、アスクルとして、GLPとして、国内最大規模の施設です。計画段階から、建物規模や交通量を懸念する声がかなりあった上、建設中に埼玉県でアスクルの施設で火災が発生するなど、懸念が多くありましたが、防火シャッターの増強などの追加の対応が行われています。

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